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婦人科でもよく使われるようになっできた漢方薬。特に更年期の症状にはHRT(ホルモン補充療法)と並んで、治療の選択肢に挙がりまず。

昔から漢方薬は更年期に使われてきましたが、女性ホルモンが入っているわけではありません。

更年期に使われる漢方薬はさまざまですが有名な漢方薬を紹介します。

更年期にオススメな漢方薬

カロ味逍遥散
「気」と「血」が乱れている場合に処方されることが多く、イライラや抑うつ感、無気力といった精神症状が強い人、ホットフラッシュもあって、不眠や精神症状がある人におすすめ。

当帰芍薬散
特に「血」と「水」の異常をカバーする薬。脳にもよく、睡眠の質も上がるし、膠原病や関節リウマチのような自己免疫疾患の改善にも使われています。むくみや冷えがあったり、体が重い人にもお勧めです。

桂枝茯多丸
「血」の巡りを整える漢方薬で、ホットフラッシュやのぼせの症状に対して薬理効果が認められています。


漢方薬の飲み方

①空腹時に飲む
起床時や就寝前、おやつの時間など、空腹時に飲むのが鉄則。胃腸で食べ物と混ざらないことが大切です。

②常温の水かお湯で飲む
特にお湯に溶かしたりする必要はなく、常温の水かお湯で飲めばOK。お湯のほうが早<消化されて◎