婦人科専門医が教える更年期障害のセルフケア

横浜の病院で婦人科専門医をしています。このブログで、更年期の症状の解消法を紹介しています。ぜひ参考にしてくださ い。プレ更年期や更年期はだれにでもやってきますが、つらい更年期の症状にならないように予防することができます。

Tag:更年期障害

更年期障害になりやすいかどうかは、ホルモンの感受性にもよります。

妊娠中、つわりのある人とない人がいるのと同じ。

ホルモンの変動に敏感な人は、更年期障害を感じやすいといわれています。

更年期は女性ホルモンが変動するときで、卵巣機能が落ちていくのはだれもが同じ。早くに自分の体の変化に気づくことはいいことかもしれません。

早く察知できれば、早く対処できます。老化や病気の予防への対策が早めに立てられると思います。

現代は、知識のある人と、ない人では、健康や美容の技術にかなりの差が出ます。

知識は若さをつくります。かたくなになるほど、老化が早くやってきます。

好奇心を持って、更年期予防にチャレンジしてください。


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女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンのふたつがあります。

エストロゲンは、そもそも女性らしさをつくるホルモンで、女性のからだ、心、肌に影響し、健康に深くかかわっでいます。

一方、プロゲステロンは妊娠を助けるホルモンです。

子宮の内膜を受精卵が着床しやすい状態に整え、妊娠しなければ子宮内のお掃除をしてくれるホルモンです。体温を上げる働きもあります。

一般的には、エストロゲンと反対の働きをするといわれています。

プレ更年期、更年期では、エストロゲンもプロゲステロンも同じように減少しますが、なかでもエストロゲンが減ることで、さまざまな不調や病気が現れることがわかっています。

生理周期の乱れはもちろんのこと、子宮体がんや乳がん、ほてり、のぼせなどの自律神経系の不調、不眠、イライラなどの精神神経系の不調、腟や粘膜の萎縮、皮膚のトラブル、心臓、血管のトラブルなどです。

更年期以降、骨粗しょう症になりやすくなるのは、骨からカルシウムが減らないようにするエストロゲンの働きがなくなるからです。

また、エストロゲンがコレステロールの増加を抑えたり、動脈硬化をガードしてくれなくなるので、生活習慣病にも気をつけなければなりません。

エストロゲンの恩恵にあずかれない更年期以降は、更年期障害だけでなく、さまざまな不調や病気が現れやすくなることを知っておいてください。

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